三絃の美と匠の技 胴掛 三絃の詳細・ラインナップ ホームへ戻る
 三絃の材質
紅木 (こうき)
三味線は通常棹の太さを基準に細棹・中棹・太棹に大別され、すべて三つ折れになっております。紅木は並棹の他に接手にほぞを保護する細金というものが入っているものがあります。これを「金ぼそ」といいます。また同じ紅木でも堅い木、軟らかい木、トチのある木などにより価格が違います。トチとは木目と違い縞模様が出る事で、大変美しく貴重なものとされています。軟らかい木より堅い木が、トチのない木よりトチの多い方が良質とされております。希少価値と合わせて10倍以上の違いがあります。胴は最高級品も花林材です。違いは年輪の良し悪しにより決まります。最高級品は中に綾杉が彫ってあります。棹・胴とも輸入材で、長年乾燥されたものが使用されており、棹の材料としては、この他、白紅木、樫等があり、小唄や民謡の一部に使われています。
 インド産で棹の材料としては最高級品です。水に沈むほど硬く重い木です。作り立ては紅色ですが、日がたつにつれて次第に黒くなってきます。細工は大変難しいですが、作られた製品は艶も良く、重厚で品があり、楽器としては、これ以上のものはありません。音色はもちろん、使い易く、。舞台用に、またプロのお稽古用として最適です。
花林 (かりん)
花林は日本の花林とは違い、タイ、ミャンマー等で産出される大変大きな木で、通常、和室のテーブル等に使われている木です。非常にくるいが少ないので棹にも胴にも使われます。
紫檀 (したん)
原産地は花林と同じ東南アジアです。木質が大変硬く、くるいが少ないため棹には最適です。和室のテーブルや違い棚に昔から使われています。
 ■ 胡弓(こきゅう)
琴との合奏用として、近年演奏する方が増えています。生田流、山田流の他、祭事や民謡にも使用されています。
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